ご存じでしたか?食品衛生法の改正で、食品取扱いが変わります!

食品衛生法が改正され、2020年6月までに食品を扱うすべての施設で原則としてHACCP基準の運用が義務化されます。

改正された食品衛生法では、食品衛生上の危害の発生を防止するために特に重要な工程を管理するために「HACCPに基づく衛生管理」について計画を定めなければならないこととされています。

給食弁当を利用の企業様にも、コンプライアンスが求められています!

出展・厚生労働省

HACCPの導入って難しい?

食品を扱うすべての事業者はHACCP基準の運用を義務付けられている中で、いざ運用を考えた場合どのように導入すればいいのでしょうか?

HACCP(ハサップ)とは、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全行程の中で、それらの危害要因を除去または低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。

認証取得には、平均12~24ヶ月が必要です。

HACCP方式と従来の方式のちがい

最も大きな違いは、最終製品の抜き取り検査のみだった従来方式と比べ、HACCP方式は危害の防止につながる特に重要な工程を連続的・継続的に監視し、記録することにより、製品の安全性を確保する衛生管理手法なのです。